みすずコーポレーションの大豆商品

生の豆腐を凍結してから熟成させ、さらに乾燥させた「こうや豆腐」は、植物性タンパク質をはじめ、鉄分・カルシウムなど、身体に大切な栄養素が豊富に含まれています。「こうや豆腐」ひと切れ約17g（約7.0 × 5.5 × 2.0cm）は、木綿豆腐120g（1/2〜1/3丁）とほぼ同じ栄養素です。少ない量でより多くの栄養素が摂れるほか、水分を加えると膨張するので、少しの量でも食べ応えや満足感が得られたり、旨味をしっかり吸収してくれるので、薄味でも十分美味しく味わえます。

「油あげ」は、一般的な豆腐より濃厚に作った専用の豆腐を油で揚げたもので、「味付けいなりあげ」は、だし・しょうゆ・砂糖で味付けした「油あげ」をご飯などが詰められるようにしたものです。「味付けいなりあげ」は、地域によって味付けや形が異なり、関東ではしょうゆベースの濃い目の味付けで俵型、関西ではだしと旨味をきかせた薄めの味付けで三角型などさまざま。また、当社では味付けいなりあげに詰める酢飯の量は約30gをおすすめしていますが、関西方面では、それより少なめのものが多いようです。当社ではお客さまの要望に応えたいという想いで品質や技術の向上に努め、現在では家庭用「味付けいなりあげ」の定番として、たくさんのお客様から多くのご支持をいただいております。

「おから」は、大豆から豆乳を絞った時の副産物で、食物繊維が豊富に含まれています。おからは糖質が少ないうえに吸水や膨満する特長があり満腹感も得やすいので、ホットケーキなどで小麦粉の一部置き換えて使っていただくのもおすすめします。ところで、度々お客さまから「おからとトーフミール（粉とうふ）は同じものですか？」というお問い合わせをいただくことがあります。同じように見えますが、「おから」は大豆に含まれる繊維質で、「トーフミール（粉とうふ）」は「こうや豆腐」を粉状にしたものですので、植物性タンパク質やミネラルが豊富です。どちらも身体に良い食材ですので、用途や目的に合わせた使い分けをおすすめします。